1978年から1回目が始まり今年で42回目となる1年に1回だけ放送されるお祭り番組です
編集なし一発本番の生放送
開局〇〇周年記念などでスポンサーが付きやすくしかも長時間放送するという特殊な記念という意味を込めた局側の都合です
ですが他の番組と全く違うことは募金という寄付による様々な支援活動をコンセプトに打ち出していることで
全国様々な店舗・金融期間から毎回の募金額は相当な物で本当に日本赤十字に全額寄付にさせてその結果福祉用自動車などは見かけることもあるかと思います
最近ではネット募金もできる様になりましたが今でも例えば路上で募金活動をするには望む方に領収書を渡すことや道路使用許可を所持しなければならないなど事前の準備が必要だからです
道路使用許可書は各警察署が発行してます
命がけのマラソン
その中で第15回目から行われているチャリティマラソンという企画があり毎回感動の嵐に包まれているわけですが
毎回毎回エンディング前にゴールして視聴率をさらうというのが目標ですがそれは生放送であるがゆえに非常に難しい壁であり番組が終わっても次の番組に繋げてゴールまで放送させるという技が必要になっています
一つの疑問
正社員であり日本テレビ本社所属の現役アナウンサーに生放送で総合司会という大役の延長としてその業務の中の一つとして42.195キロ走るということです
プロの選手や芸人さんタレントさん元所属ではなく現役の正社員が長時間労働の中に42.195キロ走るという行為そのものが果たして働き方改革と呼べるのかという疑問です
過去に42.195キロを走った様ですがそれは7年前であったそうです
しかし上司に言われて断わらなかったということですがそもそも上司に言われてしまったら基本的にはするしかないのが日本人サラリーマンの性としか言いようがありません
断るとやりたい仕事はこない・自由がない・査定に響く・周りからも離れるなどなど
これに限らずどこにでも当てはまるであろうこれは日本人の典型的なブラックであると考えられ
たった1回のミスでさえ評価を下げる材料となり許すことはないという考えはすでに時代遅れの様に感じます
番組趣旨は俗にいう影響力の強いかたが弱いものに対して自分も頑張るから頑張りましょう
となってますが出演者の中には頑張って寄付しましたで終わればいいのですがSNSでネタバレするのが怖いと公表しなければいいもののつい我慢できず正直に公表してしまうかたがいるのはなんとも悲しい気分になります
実はきちんと正しい手続きで何かしらの寄付をすると後で税金が控除されてお金が少し戻ってくるという心の余裕のある方にとても優しい国不思議な日本ですが
1年に1回ではなく影響力を持つ方々がこういうコンセプトを増やしていけば日本は問題が増えずに解決していくのではないかと思う次第です